Sewing Quality

縫製品質

どこにも負けない技術は蓄積され、さらに進化を続けます。

オーダーを受けてから納品までに辿る13の工程。
そのひとつひとつの完成度がトータルな質感、手触り、
雰囲気を生み出します。
中心となるのは、培われてきた人の手と心の技。
どんなに高性能なマシンを導入しても、使いこなすのは
スタッフの経験と誠意、そしてクライアントの意図を理解してカタチにする感性です。
状況を瞬時に判断しながら、時を忘れて作業に没頭する。
いつの間にか技はさらに磨かれていきます。

  • 01

    裁断

    生地にキズや傷みがないかを細かくチェックしたあと、柄を合わせながらおおまかに裁断します。特殊なデザインのカーテンの場合はとくに裁断師の熟練した技術が求められます。精密なコンピュータとそれを使いこなす職人の共同作業です。

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  • 02

    巾継ぎ

    カーテンの生地は原反という巻物状になっています。原反の横の長さは限りがあるため、カーテンのサイズが大きな場合はつなぎ合わせて対応します。カーテンの柄がずれることのないように、何度も確認しながら作業を進めます。

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  • 03

    ヒートカット

    カットした耳の部分がほつれないように、専用の機械を使って熱でカットします。カーテンの端は3重に折り返すため生地の中に入って表面には見えませんが、ヒートカットをしないと時々ほつれてくることがあります。見えない部分へのこだわりも大事です。

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  • 04

    すくい縫い

    カーテンの表面に糸目が出ない縫い方です。ベルベットや起毛などの高級品は、仕上がりがよりきれいなすくい縫いで加工します。生地が糸に負けない縫い方なので、脇や裾のラインが反ったり歪むことがなく、カーテン全体のプロポーションが美しくなります。

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  • 05

    本縫い

    カーテンの縫製でいちばん多く使われている縫い方で、巾継ぎ、芯地の縫い付け、両サイドのヘムなどに使い、小物の制作も行います。縫製会社の技術力はこの工程のクオリティで決まるともいえます。熟練したスタッフが、心を込めて作業にあたります。

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  • 06

    すそ縫い

    コンピュータ制御で裾部分を縫製します。お客さまのご要望や生地素材によって、すくい縫いか本縫いにするかを決め、折り返しの数も生地特性を考慮して決めます。また、事前の判断がつかない場合は試し縫いで確認したあと作業にはいります。

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  • 07

    アイロン

    バキュームアイロン、手アイロンを使いわけて、細かい部分のシワを目視で確認しながら、きれいにのばしていきます。ご納得いただける仕上がりのために、アイロン掛けにもプロの技術が必要です。 

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  • 08

    プレス

    カーテンのみみ型をつけ生地を整えます。サイド、裾を縫い終わったら大型アイロンや手アイロンによるプレス処理をします。生地素材に注意しながら、温度や蒸気の有無、かける時間まどをその都度変えて処理します。

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  • 09

    丈決め

    設置する窓にぴったりとフィットするように、丈合わせの微調整をするための裁断をします。カット部分のブレを防止するために、精密な自動裁断機を用い経験豊かな職人の目で確認しながら作業を進めます。

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  • 10

    芯つけ

    カーテンのタックを安定させるために、カーテン生地に合わせた芯材を縫いつけます。カーテンの上部に芯地を縫いつけ、つぎに山ヒダをつまみます。お客さまのご要望や美観へのこだわりにより、芯地の種類やフック、山ヒダの位置まで細かく検討します。

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  • 11

    ヒダ取り

    カーテンの美しさを決定づけるヒダをとります。最新鋭のヒダとり専用ミシンと経験豊かな職人のセンスと技術で、どこにも負けない安定した仕上がりを実現します。完成したヒダ山部分にカーテンフックを挿入することでカーテンのカタチができあがります。

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  • 12

    形状

    加工したヒダにアイロンをかけてヒダがきれいに出るようにする工程です。熟練した2名1組のスタッフにより、美しく型くずれしない安定した形状のヒダを完成させます。

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  • 13

    品・反・入・出荷

    出荷前の最終確認です。ラベル・長さ・縫い目・汚れ・キズ・サイズなど、きめ細かなチェックポイントで厳しく目視します。検査に合格したカーテンをプリーツをとりながら丁寧にたたみ、梱包して出荷します。

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